近畿地方が梅雨入りした翌日の開催となり、午前中は降雨の中での試合となった。試合結果は次の通り。

スクール選抜B　１７－４６　中学選抜B（１０：５０K.O）

スクール選抜A　１５－５０　中学選抜A（１１：４５K.O)

近畿U１７A　　２４－４５　近畿U１７B（１２：４０K.O)

　慶応義塾大学 ５７－５ 早稲田大学 （１４：００K.O）

 

近畿U１７戦

　この日は雨にたたられ、午前中の試合は雨中の戦いとなり、幼児から小学生までの子どもたちには気の毒な天候になった。雨が上がった午後０時20分、曇り空の下でのキックオフとなった17歳以下の精鋭が激突したゲーム。前半はお互いが拮抗した戦いを展開したが、後半、Aのディフェンスが徐々に甘くなったところをBが突破。思いがけない点差となった。

 

 早慶戦

　伝統の一戦が東大阪花園で見られるファン必見の一戦はこちらも思わぬ大差となった。前半から慶応の素晴らしいディフェンスとフォワード戦で主導権を握って優位に立ち、早稲田がなかなかゲインを切ることができない展開が試合終了まで続いた。慶応はノックオンなど細かいミスはあったもののセットスクラムやBD、リズムの良い攻撃で早稲田を圧倒。慶応の良いとこが目立った試合展開となった。ゲインが切れずキックに頼ることになった早稲田は後半10分にインゴールに蹴り込んだショットキックでのトライのみと完全に抑え込まれた。

　秋には対抗戦であいまみえるえる両校。夏を越え、慶応の更なるレベルアップと早稲田の巻き返しを期待し11月23日に注目したい。